ゲシュタルトに出会って、人生を取り戻したはっちゃんが、時々の旅路の様子、想い、感じたことを記します。
  • 09«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »11
-------- (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2017-02-28 (火) | 編集 |
2017年の2月最終日です。
昨日は、浜松龍泉寺の井上哲玄老師の奥様の
葬儀・告別式でした。
癌を病まれ手術もされて、1年半の病とのお付き合いで、
最期はご本人の希望が叶えられて、ご自宅で夫であるご老師はじめ
ご家族の皆さんに看取られて半月余り、この22日の朝に旅立たれた
由です。
80歳の生涯を、集った皆さんが"青空に太陽が輝く今日の日が象徴
するような人だった ”"春風となって優しく頬を撫でられて天に向かわ
れた…その天とは、別世界ではない、今ここにある天だ ”
"何時も明るく優しくまるで慈母観音のような人でした”
というように言われていました。
先代からの老師夫妻、そして哲玄老師、お寺さんに仕えられて、
おかれたところを生き場所、咲き場所として生き切り、咲き切った
豊潤なお人柄が浮かびあがり、味わいが沁みるようなご葬儀でした。
僧侶だけでも30人余り、そして檀信徒、禅会に集う者、一般の人たち
150人とも200人とも数え難い人たちが集って、そのお人柄を慕い
偲びました。
哲玄老師もやっと言葉にできる思いとして、亡くなる数日前に
「ありがとうございました。お世話になりました!」をお互いに交わし
あわれたと ご挨拶の中で言われていました。
また、息子さんであられる現住職の哲秀老師は、ご挨拶の最後に
生きているうちに言えなかった言葉として 「この世に生み出して
くれてありがとうございました。 あなたの子どもで幸せでした。
これを生きているうちに言えなくてご免なさい!」と万感込められて
泣きながらおっしゃられていました。
まだ高校生の末のお孫さんは、別れを惜しみ大泣きをし素直に
気持ちを表現されて、それを皆が見守っていました。
出棺から斎場でお骨になるまでを、大勢で昼食も一緒しながら
時を豊かに分かち合って、そして集った皆でお骨拾いまでオープン
に分かち合わせて頂きました。
大きな家族の出現でした。
大泣きをしていたお孫さんは、また笑いじゃれてもいました。
おひとりの存在を通して、またお寺という仏道を実践する場を
通して、生きること死ぬこと、さらに生死を超えて生きてあること
を実際に学ばせて頂く大きなプレゼントと、宿題を頂きました。

現住職の井上哲秀老師が「ご葬儀について」を示されたものです。
『葬儀とは生きているものの為にあるものです。私たちは生きて
いる限り必ず死というものに出会います。そして時には家族や
親戚、友人、知人、ペットなど大切なものとお別れしなくては
なりません。大切なものとの別れはなかなか難しいことです。
葬儀とはいのちの尊さを再認識し、別れゆくものをいつくしみ
感謝する機会であり、また「これでお別れをいたします」という
一応の区切りと「お別れが出来ました」という一応の安心を
得ていただくものです。そして私たちお坊さんはそのお手伝い
をさせていただいております。
お釈迦様以来今日まで仏教では死というものを扱ったことは
ありません。誰もが生老病死という大きな問題を抱え、その中で
「私たちは一体どうあったら良いのか」ということが宗教であり、
「本来の自己に目覚める」ということが仏教の目的であり教えです。
葬儀の内容を見てみましても生きているものと何ら変わりなく
語りかけお導きをさせていただいております。葬儀に立ち会う
ということは故人に代わってその内容をお受けいただくという
ことです。葬儀とは故人と共に私たち自身のことであり、また
決して死後の世界のことやまして世間でいうところの霊魂と
いったものを扱っているのではありません。
葬儀に際し以上のことを申し述べさせていただきます。』
追伸:【清めの塩】を霊魂など死を忌み嫌うという意味で用いて
いませんか?大切なものとのお別れでいったい何に汚れた
というのでしょう。何かを清めなくてはいけないものが付いて
いるのでしょうか。こうした誤ったとらえ方を廃止させていただく
ことへのご理解をお願い申し上げます。

長くなりましたが引用させて頂きました。
感動して満ち足りる葬儀告別式でした。
生きているこの時を生きることが、とっても嬉しく有り難く
感じる今です。

  しだれ梅2



スポンサーサイト

コメント:
この記事へのコメント:
コメント:を投稿する
URL:
コメント:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
この記事へのトラックバック:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。