ゲシュタルトに出会って、人生を取り戻したはっちゃんが、時々の旅路の様子、想い、感じたことを記します。
2017-02-18 (土) | 編集 |
今日は、24節気の雨水だそうです。
冬の氷水が陽気に溶けて天に昇り、雨水となって降る意味で
の言葉の由です。
季節を現わす節気として、様々道具にもして智慧を受け渡し、
受け継いで来たのでしょう。
いにしえ人の祈りや願いも届くようです。

ワークをご一緒した方が、お亡くなりになっていたことを知りました。
「何をしたいのか、何をしてよいのかわからない。 遊べば多少
元気も出るけれど … 」と言われながら、引きこもっておられました。
引きこもりのままでは立ちいかず、自身の意志はいかばかりか …
旅に出られた果ての病死だったようです。

先の東京オリンピックの頃に活躍をされて、その後自死された
マラソン選手がいらっしゃいました。
その方を歌ったという歌が脳裏に響いてきます。
「 父さん許して下さい!母さん許して下さい!
誰のため、何のために生きるのか … わからなくなっているんです。」
というような内容に覚えています。
期待をされ、その期待に押つぶれ、手足をもぎ取られ、思考でがんじがらめ
の刑罰を受けているかのように …
何もしなくっても、もがきにもがいて、戦場に居られるかのような状況だった
のでしょうか。
Sさん、あなたも。

誰のため、何のために生きるのか、何をしたらよいのか!って …
思考・中間領域の罠の中でもがいて、もがいて … もがいても
どうしようもないのですよね …

そう、どうしようもなくっても、どうしないでも … 生命は生きている
のにね。
期待に押しつぶされようとも、それでも生命は生きているのにね。
引きこもっていようとも、どのような状況の中であっても、生命は生きて
在るのにね。
思考のがんじがらめも、がんじがらめのままでも … どんなに苦しくたって
その只中を生きているのにね!

ただ、無条件に 生まれ出て来た時と同じように、見ようとしなくっても
見えているし、聞こうとしなくっても聞こえているし、生きようとしなくっても
生きている … ただ生きているのにね。

この生命をつくったのは誰ですか?
誰のものですか?
思い通りの人生、期待通りの人生を生きて … 死んで、それが万々歳
ですか?
そのように生きたいですか? それでなければダメなのですか?

Sさん、あなたの人生はどんなだったですか?
苦しみばかりでしたか?
どんな旅路だったのですか?
病が 解放を助けてくれましたか ?
そして、今 … たった今、この瞬間あなたはどこにいますか?
どのようにいますか ~~~? いませんか ~~~?

少なくとも、今、私はあなたを想っています。
います  いますよ  いますよ ~~~ 
生きていますよ ~~~
今・この瞬間に瑞々しく生きて います よ ~~~

 早春2017の4





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2017-02-13 (月) | 編集 |
 早春2017の2

立春を過ぎて9日目。 豊橋の鬼祭りが過ぎるまでは寒いと
言われる鬼祭りも過ぎました。
青空でお日さまの陽射しが優しく、温かく、明るく届いています。

昨日は、哲玄老師を囲んでの禅会でした。
13人余りの集いで、生きて在る今・ここを感じ、様々抱える苦しみ、
悲しみを表現して受けとめ合いました。
お釈迦さまが2500年前に、難行苦行の末、如何ともしがたく
骨皮を晒すような在りさまで菩提樹下にただ坐られ、お悟りを
開かれた。
この悟りの在りさまが、営々と引き継がれて哲玄老師まで
実践的に伝わっています。
老師はこれを使命として、骨身を惜しまずに命がけでひとり一人に
届くように伝えて下さっています。
認識でなく、知的に理解するのではなく、方法論でもなく、今
まさに仏がひとり一人を生きて在る … 一期一会のこの時、出会い
を生きて在る … と。

2月15日はお釈迦様の涅槃会だそうです。
人生の四苦八苦を生身で生き抜かれ、悟りを得て後、人生は
何と甘美なものかと満ち足りて 涅槃に旅立たれた その在りさまを
今、老師のお身内が生きておいでです。
心を合わせて、祈りの内に一緒させて頂いています。
祈りは、祈ったその時に叶えられている と老師がおっしゃいました。
時間も空間も飛び越えて叶うのですね 

誕生を知らなければ死ぬことも知らない … ただ、今を生きてある。
掛け替えのない今ここの出会い、人生を、奇跡として感謝して大切に
愛しんで 生きたいものです 

 早春2017






2017-02-03 (金) | 編集 |
節分

今日は、大寒の最終日節分です。
陽光を北半球にあてる地球の公転活動による節気のひとつですね。
我らが地球、我が地球 バンザイ の心地です。
冬を過ごしての春を迎える嬉しさは格別です。

ワークショップのご案内です。
2月、3月の予定
< 名古屋 アクテノンにての禅・ゲシュタルト >
 2月9日(木)、3月9日(木) 10:00~17:00 
   いずれも 参加費 3,000円 (当日会場払い)
< 豊橋新川校区市民館にての禅・ゲシュタルト >
 2月26日(日)、3月26日(日) 10:00~17:00
   いずれも 参加費 3,000円 (当日会場払い)

ご案内も殆ど出来ていない状況ですが、お問合せ、
お申し込み下さる方がいらっしゃって、感謝しています。
ご一緒に生きてある体験の不思議、尊さに出会えますよう
ご参加をお待ちしています

< お問合せ・お申し込み先 >
 hatsue.s ✰ w8.dion.ne.jp (✰を @ に変換下さい)

  早春(猫柳)










2017-01-27 (金) | 編集 |
今日は旧暦の12月30日大安、明日は旧暦元旦、新月です。
久々に庭に霜柱が立っているのを踏みしめました。
陽射しは明るく強まって、日も長くなって来ましたが、
大寒中の寒さ、冷たさはひとしおです。

 中島潔「早春の香り」

百貨店の特設会場で催されていた 中島潔 版画展を友人と
連れ立って見に行って来ました。
サンプル写真は「早春の香り」と題されたものです。
30点位展示されていたでしょうか。
どれもこれも、ほほ笑みと共に泣きたくなる位に心打たれ
絵の前で立ちすくみました。
子どもたちの表情と必ず一緒にいる犬、猫たちやお地蔵さん、
淡い色使いはどこまでも優しく、温かくほっこりと癒されました。

佐賀県出身とのことで、地名にも唐津が出て来たり、郷土愛
を感じると共に、近年は東北の被災地支援で石巻の地名など
も入っていたりしました。
73歳になられるようですが、肺がんと共に胃がんも患い
その体験からか、今回の展覧には入っていなかったけれど
地獄絵を発表されて、3月から奈良など3か所で作品展が
催される由。
その制作の様子が紹介されていましたが、強く、深く惹かれる
ものを感じました。
虐待や親殺し、子殺し、戦争による殺戮 など地獄を思わせる
在りさまを現わしながら、そこに仏が描かれている …
如何なる状況の中にも、仏 が必ずいる …
地獄も極楽も、彼方に在るのではない … 今、ここに在る …
このことに気づいてほしい … 最大のメッセージのようです。

   中島潔「地獄絵」

今、禅で学んでいるそのものの表現に感じ、出会いの妙に
感謝でした。

仏がいます …いつ如何なる時にも、片時も離れることなく …
ただ黙って … 人知れずに … 今も。
生きているうちに気づきたいものです。
自身がそれであることを …

  キジ猫





2017-01-17 (火) | 編集 |
日曜に積もった雪で子供たちが作った雪だるまも、お日さまの
温かな陽ざしに溶けて、姿形が失われています。
雪どけ … の春はまだまだ先ですが … 確実に陽ざしは明るく
温かく 強まっています。  
雪国の方々にも よきおとずれがありますように

1年余り禅を一緒に学んでいるアメリカ在住の仲間が、来日して
2 か月間の修行の期間を終えて、今日アメリカに出立されました。
3 度目の来日、合わせて6 か月の修行の期間中、毎日お寺での
朝のお勤め、作務など丁寧にされて、昨年末には在家得度も
受けられて、仏弟子となってのご帰還です。
日本滞在中のお宅を、"我が家 ” にされる適応ぶりと、発言も
含めての積極性、自由自在さと さりげない心使いに"和ごころ”
を感じる素敵な方です。
在家得度の折りには、剣道をなさっていらしたその袴を着られて
の出で立ちで、演出を見事に感じたものです。
得度のお名前のように "蓮の舟 ” で、今度はアメリカに溶けて
いかれることでしょう。
言葉も、文化も異なる"国 ” という境界を溶かし、私 という
着もの … アイデンティティーも溶かすようにして、強烈な自己主張
の国にお帰りです。
禅を生きること、瞬間瞬間の自由自在さを生きることを さらに
楽しまれることと、一緒にワクワクします。
彼女を想いながら、青い空を見上げたら … どこまでも どこまでも
広がっています。
連の舟は … と … 探すことしばらくして、 飛行機✈ が流れ行き、
笑いが溢れて、溢れて 溢れるままに見送りました。

また  今度 
今、ここ 瞬間瞬間 が ゴールの よき旅を 

   蓮の舟
癒し猫きじその4